アメリカはソフトランディング成功か?株式市場に明るいニュース

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ブルームバーグからアメリカの経済で明るいニュースが出ていました。

米当局が経済ソフトランディングに成功との確信強まる-NABE調査

米連邦準備制度が経済のソフトランディング(軟着陸)を達成できるとの確信が高まっていることが、全米企業エコノミスト協会(NABE)の調査で分かった。

調査に答えたエコノミストの7割近くが、米金融当局がリセッション(景気後退)を引き起こすことなくインフレ率を目標の2%まで下げられることについて、少なくともある程度楽観している。ほぼ同じ割合が景気後退の回避に懐疑的だった3月調査から、センチメントが大きく反転した。

全米エコノミスト協会の7割近くというのはとても大きいです。

要約すると

  1. コロナ禍で大規模な金融緩和をする
  2. 金融緩和から元に戻す過程でリセッション(景気後退)が懸念される
  3. リセッションを避けてソフトランディングに成功するとの見方が7割を超える

という流れです。

アメリカがリセッションを起こせば、日本だけでなく世界の経済に大きな影響があります。

今月2日にバンク・オブ・アメリカがリセッション予測を公式に撤回しましたが、他のエコノミストも同意見になってきているので、アメリカがリセッションを起こす可能性は下がっているかと思われます。

2023年8月2日 ブルームバーグ

BofAがリセッション見通し撤回、FRBに追随-景気に楽観強まる

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のエコノミストは、景気の先行きに対する楽観的な見方が強まる中で、ウォール街の大手銀行として初めて米国のリセッション(景気後退)予測を公式に撤回した。

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長も1週間前に、当局のエコノミストはもはや景気後退を予測していないと記者団に語っていた。

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