【株式投資】【今日の注目ニュース】銀行株下落、日経平均底堅い、これから上がるのはあのセクターか?
日経平均32,000円で底が堅い
昨日NY市場が下がった影響で、今日の日経平均は172.96円安になりましたが、終値は32,204円と、32,000円を割らずに引けました。
ここ数日、日経先物の夜間やザラ場で32,000円を割っても、ザラ場の大引けでは32,000円を超えて終えており、32,000円を支持線として底堅い動きになっています。
銀行株下落
これを受けて、地方銀行セクターが下げていて、少し前にSV銀行などの破綻やクレディスイスの破綻(吸収合併)があったばかりなので、銀行不安がまた日本に飛び火しそうですね…。#銀行株 https://t.co/c1gNKS4dtv
— SINZO(シンゾー) (@kininarunews_mo) August 8, 2023
昨日、上記の日本の銀行株が下がりそうだという投稿をしましたが、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行揃って下落しました。
- 三菱UFJ銀行…-3.05%
- 三井住友銀行…-1.68%
- みずほ銀行…-2.21%
特に下げが大きかったのは三菱UFJ銀行で、今日の下落で利回りは3.74%になっています。
まだ米銀の格下げが出て1日目、もう少し様子を見たいところ
せっかくSV銀行の破綻やクレディスイスの破綻(吸収合併)の銀行ショックから回復してきたところなのに、昨日の米銀行の格下げは痛いニュースです。
まだ米銀行の格下げが出た翌日で、銀行ショックの影響は数か月あったので、まだ様子を見たいところです。
YCC修正、日本国債格下げの懸念もあるので、長期では狙い目か?
日銀が植田総裁になってから、0.25%から0.5%、そして0.5%から1%と、YCC(イールドカーブコントロール)の修正をして国債金利が上がっており、銀行にとってはプラス材料です。
また、日本国債が格下げされるのではないかという見方も出てきているので、長期目線では狙い目かもしれません。
植田日銀がYCCでの国債購入を減らせば、フィッチが日本国債格下げに動く可能性を上記発言は示唆しているのだ。
ブルームバーグの英語の記事になりますが、このような記事が出ています。
Japan’s Fiscal Plight Draws Scrutiny After BOJ Tweak to YCC
- Government debt-to-GDP ratio highest in developed world
- BOJ holds about 53% of Japan’s outstanding public debt
今日の注目ニュース
今日の注目ニュースは日経新聞に出たこのニュースです。
中国政府が日本行きの団体旅行を解禁する方針であることが9日、分かった。複数の関係者によると、在日本中国大使館が日本外務省に対して同日、10日に団体旅行を解禁すると文書で伝達した。
中国が団体旅行を10日から解禁するというニュースで、コロナ前は海外の訪日旅行客の約3割を占めていた中国の旅行客が回復すれば、インバウンド関連の銘柄に注目が集まりそうです。
また、このニュースの前に中国団体旅行客解禁か?というニュースが出て、今日はインバウンド関連が逆行高しています。
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