日銀YCC修正で28日の日経平均が乱高下
日銀は28日の金融政策決定会合で、0.5%程度の上限の目処は維持しつつも、1.0%程度までの動きは容認し、より柔軟に運用すると発表しました。
「0.5%から1%は投機的な動きがあれば国債を買い、状況によっては1%を容認、1%を超えたら指値オペを行う」ということですから、実質YCC(イールドカーブコントロール)修正です。
YCC修正で日経平均は乱高下
前日27日の深夜に日経新聞で、YCCの運用柔軟化の一報が出て、日経平均先物が急落、28日前場はマイナス圏で推移しました。
正午に発表されると予想されていた日銀の金融政策決定会合がなかなか発表されず、発表されたのは株式市場の後場が始まる2分前の12時28分。
YCC修正が発表されると、日経平均は大きく乱高下しました。
日銀の金融政策決定会合発表後に日経平均が急騰、その後大幅に下落した後、大引けにかけて戻していき、日経平均は131円安(-0.40%)で取引を終了しました。
日経平均先物は夜間も上昇を続け、330円高(+1.01%)の33,100円で引けています。
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